- 2008 年 11 月 24 日
- [ Column ]
日本一の駄目経営者から世界一の駄目経営者になるべく、最近、ビジネススクールなるものに通っています。
まるで町の洋食屋のオヤジが、大手外食フランチャイズチェーン幹部と一緒に勉強しているような雰囲気です。(^^;
でも、大手の幹部がどうやって物事を考えているのか、もの凄く勉強になり、行ってよかったと思う次第です。
その中で、ハーバード・ビジネススクールのクリステンセンの教材を使った講義がありました。
内容としては、HPが1990年代前半に世界で始めて開発した1.3inchのハードディスク「キティーホーク」が、技術屋主導でろくに市場調査もせず突っ走った結果、ビジネス的に大失敗に終わるという、実に耳が痛~い(^^;)ストーリーでした。
講義ではいかにこのプロジェクトが駄目だったかを袋叩きにしていたのですが、私は、技術屋として、このプロジェクトがうらやましく思い、こんな熱いプロジェクトをやってみたいと思った次第です。(大失敗はまずいですが・・・)
教材の最後にこんな一節がありました。
「失敗したプロジェクトで、これほど多くのチーム・メンバーがもう一度はじめからやり直そうという意欲を燃やすケースは見た事がない。プロジェクトは終わっていずれかの折に、ほとんどのメンバーが私のところに来てはこういった『リック、あんな楽しいことはなかったね』と。」
たぶん、受講生の中で、ここで鳥肌が立ち、目頭が熱くなったのは、私だけかと。。。
お金だけ見ると確かに大失敗だったと思うのですが、きっとこのプロジェクトを通じて、人も会社もお金では計れない大切な財産をGETとした事と思います。今のHPには、このときのメンバーが残っているかどうかは知りませんが、「今のHPをささえているのは当時のメンバーだった」なんて後日談があったら素敵かなぁ~と思う次第です。